円覚寺（２／５）
仏殿
本尊は宝冠釈迦如来坐像。その他に梵天像、帝釈天像が安置さている。
関東大震災で倒壊したが、昭和３９年に再建された。
天井に目を移すと、巨大な白龍の図がある。
松嶺院（しょうれいいん）
山門左手にある支院が松嶺院。４～６月、９～１１月の限定公開のため、
今回は入れなかった。大正８年、有島武郎は、ここに滞在し、代表作「ある女」を執筆した。
選仏場
仏を選び出す堂宇のことで、元の座禅道場。１６９９年に建立。
仏殿の西側に座禅堂を配置するのは七堂伽藍の古い形式を伝えるもの。
堂内には、南北朝期の運慶派の作といわれる薬師如来立像が安置されている。
居士林（こじりん）
禅を志す在家のための座禅道場。
明治１０年洪川禅師によって、正伝庵に創立されたのが最初である。
現在は、もとは東京の牛込にあった柳生流の剣道場を
昭和３年柳生徹心居士より寄進され移築された。居士林の名は、このことに由来する。
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