明月院（２／３）

本堂裏側の庭園は、花菖蒲の時期には特別公開される（拝観別途５００円）。普段は、円形の窓を通して伺い見るのみ。

須弥山をかたどり仏教観をを表現しているといわれる枯山水庭園。朝から、入念な手入れをしていました。

もとは、禅興寺隆盛の頃（１３８０年頃）明月院境内に建立されていた宗猷堂を後に開山堂としたものである。堂内中央には、明月院開山の密室守厳禅師の木像、向かって左に最明寺、禅興寺、明月院歴代住持の位牌が祀られている。

このやぐらは、「羅漢洞」とも呼ばれ鎌倉時代特有の洞窟墳墓。間口７ｍ、奥行き６ｍ、高さ３ｍで、鎌倉市に残るやぐらでは最大級。壁面中央には釈迦如来、多宝如来の二仏と両側に十六羅漢を浮き彫りにし、中央には明月院中興開基である上杉憲方公を祀る印塔、その前方には禅宗様式を表した香炉が安置されている。

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