湯殿山（３／３）
玉姫稲荷神社
玉姫稲荷神社は、ここ仙人沢の霊域において、即身成仏の修行に挺身された鉄門海上人が
守り神として帰依し、そのご守護を得て成仏されたとのいわれから、
湯殿山神社に願を掛ける人は、まず玉姫稲荷にお参りして、その霊験におすがりし、
お助けをいただいて本願を達成するという慣わしがあったそうです。
即身仏
即身仏とは、木食行といって五穀断ちや十穀断ちという厳しい行を行い、
人々の罪穢を一身に背負っておのまま入定して仏になることを言う。
庄内地方にある即身仏６体、眞如海上人（大日坊）、鉄門海上人（注連寺）、
本明海上人（本明寺）、鉄龍海上人（南岳寺）、忠海上人・円明海上人（海向寺）
は、みな湯殿仙人沢において厳しい修行を重ね衆生済度のため挺身された方々である。
写真の祠には、即身仏の模擬像が安置されています。
これで湯殿山や周辺の観光は終わり。再びバスに乗って、鶴岡駅に向かいます。
バス便が少ないので、事前に時刻表を見ておくことをお奨めします。
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